いよいよホームレス起業家とサイコパス大学生の金欠ヒッチハイク生活が完結しました!
体力的にはものすごく辛かったですが、得られるものは多くありました。一期一会の出会いや人の温かさ、家の大切さなどなど。
今回はTwitterなど文字数が限られたメディアでは伝えきれない部分まで、お話ししていきます。
それでは、僕たちの激動の5日間の記録をお楽しみください!持ち物やコツ、メリット・デメリットについては後ほど別の記事にてまとめます。
金欠ヒッチハイクを知らない方へ
出発日はあいにくの雨
さあヒッチハイクの出発日だ!と思いカーテンを開けると、そこには降りしきる雨。
一瞬「やっぱり明日からにしようかな」と思いましたが、こんなとこで負けていてはやっていけないと自分に喝を入れて、家を出ることに。
2人でヒッチハイクをするので集合地点に母の車で向かいます。集合地点は釧路公立大学前のセブンイレブン。
相方のはるぼーはいつも通り30分遅刻。いつものことなので、僕もさほど気にしません。
前置きが長くなりましたが、いよいよヒッチハイクスタートです。ここからは1日の収支などもまとめつつ感想を書いていきます。
ヒッチハイク1日目は釧路から帯広まで。人生初の野宿で生命の危機!?
1日目の収支報告
フォロワーの推移 | 296人→319人(23人増) |
使えるお金 | 2,300円 |
使ったお金 | 2,086円 |
余ったお金 | 214円 |
1日目の具体的な支出
いろはす | 108円 |
道とん堀食べ放題 | 1,058円 |
モスバーガー | 380円 |
たぬきの里(銭湯) | 440円 |
マクドナルド | 100円 |
1日目の金欠ヒッチハイクのレポート
30分で帯広行きの車に同乗!
ヒッチハイクには大きく分けて2種類の方法があります。王道である親指やスケッチブック、ホワイトボードなどを道端でアピールする方法。
もう1つが成功率が高い直接声をかけに行く方法です。今回、僕たちはどちらの方法を選んだのか。
ということで、まずは親指やホワイトボードで走っている車にアピールすることに。釧路に来たことのない人はわからないかと思いますが、釧路は田舎です。
もちろんヒッチハイカー自体珍しく、通る車のほとんどの運転手の方に笑われました。
でも、正直笑ってくれるだけでもありがたいんです。見向きもせずに無視されるのが1番辛い。
そんなことをしているうちに時間はあっという間に30分経っていました。
ということで、次は作戦を変えて直接声をかけることに。
すると幸運なことに、2人目で帯広行きの男性を発見!ヒッチハイクをしている旨を話すと、快く乗せてくれて初のヒッチハイクは30分で成功しました。
乗せてくれた男性は釧路に住む方で、帯広へは出張で行くようです。乗せてくれた理由を聞くと「面白そう 」だからと答えていました。
これは車内を白けさせると途中下車も考えられます(ゴクリ)
車内では「なんでヒッチハイク」をしているかなど色々な話題で盛り上がりました。そんなこんなで昼頃には帯広に到着。
しっかりお礼を言い、名残惜しいですが、お別れをして次の作戦を立てます。
お昼はお好み焼きの食べ放題に!
そんな話をしつつ周りを見渡すと目の前にはお好み焼き屋さんが。
皆さん思い出しましょう。僕たちの残金は2,300円です。まあ、何とかなるだろ精神でお店に入ることに。
お店に入りメニューを眺めると、そこには美味しそうなお好み焼きやもんじゃ焼きが。
そんなときにふと視界に入った食べ放題の文字。
値段は1,058円と驚くほど安い。しかし、もう一度確認しますが、僕たちの残金は2,300円。
ヒッチハイク開始からわずか3時間ほどで僕たちの残金は1,000円ほどに。でも、お好み焼きはめちゃくちゃ美味しかったです。
疲労困憊の中、音更帯広インターチェンジへ
最終目的地が札幌だったので、とりあえず高速道路に乗れるインターチェンジを目指すことに。とりあえず歩いて大きい道路に向かうことにしました。
ちなみにその前にコンビニの前や色々な場所でだいぶヒッチハイクしていたので既に疲れています。
真夏の暑い日差しの中、傘を片手に歩いていたので、下校中の小学生にジロジロ見られながら、3kmほど歩きました。
道中で歩きながらヒッチハイクをしていると僕たちの前に1台の車が。
2人目は女性の方に乗せてもらい音更帯広インターチェンジまで向かうことができました。
だが、地獄の始まりはここからでした。
インターチェンジの前なので通る車はほとんど高速道路に乗る車。正直、簡単かと思っていました。
倒れて同情を誘う作戦 pic.twitter.com/ZQySXsgXDW
— 武田 将也 (@MasayaTakeda_WM) 2018年8月22日
しかし、一向に車が止まらない。気づくと辺りは暗くなり、時間は3時間経っていました。
時間的に途中のPAに降ろされても厳しいということで、帯広市街に戻り、一泊することに。
反対側の歩道に立ち「帯広駅まで」と書いたホワイトボードでヒッチハイクをすると、開始早々1台の車が。
またしても女性の方に乗せてもらえました。とりあえず夜はモスバーガーで済ませて銭湯に行くことに。
しかし、肝心の泊まるところがない。いつかはすると思っていましたが、まさか1日目から野宿しなければいけないのか...と気分を落としながら歩いていたところ、僕たちは見つけてしまいました。
なんか怪物のような気持ちの悪いホテルです。カーテンがないのが残念だけど風通しは最高です。
マットレスはバリカタで砂もついていますが、案外寝れそうです。
2人とも疲労困憊すぎて貴重品を隠してすぐに寝ることに。しかし、異変はここからです。
夜中3時以降は全然眠れませんでした。夏だから寝袋はいらないと思いましたが、北の大地をなめていました。
目が覚めたら体が激しく振動しているほど寒いです。こんな寒い中寝てたらおそらく死にます。
そんな中、過酷すぎる1日目が終了し、公園ホテルで2日目の朝を迎えることに。
メモ
ちなみにはるぼーは何とか生きてた
ヒッチハイク2日目で札幌到着!人の温かさを実感する。
2日目の収支報告
フォロワーの推移 | 319人→333人(14人増) |
使えるお金 | 6,924円(繰越214円・臨時5,310円) |
使ったお金 | 1,725円 |
余ったお金 | 5,209円 |
2日目の具体的な支出
カップラーメン | 139円 |
生活の木(パン) | 216円 |
七福湯(銭湯) | 440円 |
ドライヤー代 | 20円 |
プリント代 | 50円 |
マクドナルド | 300円 |
手土産代 | 550円 |
2日目の金欠ヒッチハイクのレポート
もう一度、音更帯広インターチェンジへ向けてヒッチハイクをすることに
ホテル(仮)で最悪な朝を迎えた僕たちはとりあえず帯広駅方面へ向かうことに。
朝は死に物狂いでカロリーと値段を見て、カップラーメンを1つ買いました。死ぬほど美味しかったです。
エネルギーはチャージされたので午前6時30分に2日目のヒッチハイクを開始します。
大通りで「音更帯広インターチェンジ」までと掲げてヒッチハイクをしていると、幸運なことにすぐに1台の車が。
この出会いが今回のヒッチハイクの中で最も衝撃的な出会いになることを僕たちはまだ知りませんでした。
食べ物・飲み物を奢ってもらいドライブに行くことに!?
車に乗るとすぐに「腹減ってるだろ、コンビニ行くか」と言われて近くのコンビニに寄ることに。
ちなみに乗せてくれたのは作業着を着た男性2人でした。急展開すぎて理解が追いつかないままコンビニにつきます。
「パンでもおにぎりでも何でも買え」と言われたので一度断りを入れて、お言葉に甘えることに。
パンとおにぎり、そしてドリンクまで買ってもらい喜んでいると、カゴに缶コーヒーを入れながら衝撃の言葉が。
「次に乗せてくれた人に渡してあげな」
本当に漫画以外でこんな人いるんだ。結局缶コーヒーも4本買ってもらいコンビニを出ることに。
車内に乗り込み色々と話していると、助手席の男性はどうやらある会社(ここでは伏せます)の社長さんだという事実を知ります。
そして、またしても予想外すぎる出来事が。
「何時までに札幌つかなきゃいけないとかある?」
「ないです!まだ早いので急がなくても大丈夫です!」
「それじゃ、ドライブに行くか!!」
そんなことある!?ヒッチハイクしていたら別の場所に連れていかれるなんてことある!?
しかも運転もかなり長時間です。おそらく1時間弱かけて移動したと思います。
そんなことを考えているとめちゃくちゃ景色の良い高原に着きました。ナイタイ高原というらしいです。
そして「まだ飲み物足りないだろ」と言われて、またしても飲み物を買ってもらうことに。しかも、お釣りの310円までいただきました。
しばらくナイタイ高原の景色を堪能していると、会社の人に声をかけられて。
「写真撮ってもいいかな?」
どうやら写真を撮るのが趣味らしく、物凄い長いカメラを持っていました。撮ってもらった写真がこちらです。
一通り高原の景色を楽しみ、いよいよインターチェンジへ向かうことに。しかし、またここで社長さんが驚きの行動をします。
ナイタイ高原を下っていると、下からサイクリングをする大学生らしき集団が。助手席に乗っている社長さんは言います。
「戻ろう!」
サイクリングをしている人数を数えながら高原に戻ると、すぐに自動販売機に向かう社長さん。
そうです。サイクリングをしている人たちにドリンクを買いに行ったんです。
「お金は使わないと回らないからさ。巡り巡って自分のとこに帰ってくるから、使わなきゃ」
本気でしびれました。僕もお金は使いますが、そのほとんどは自分への投資です。自分の小ささを心底実感しました。
もうこの時点で読者の方も驚いているかと思いますが、さらなる衝撃はこの後に待ち受けていました。
なんと札幌行きの車まで手配してもらいお小遣いも!?
ようやく音更帯広インターチェンジまで向かうときに、社長さんが何やら電話をし始めます。
「〜〜乗せたからには最後まで送ってやりたいからさ〜〜」
会社の人に連絡し、なんと札幌行きの車まで手配していただきました。
嬉しさのあまり言葉が出てこない僕たちを乗せた車は待ち合わせ場所へ走っていきます。
札幌まで送ってくださる人との待ち合わせ場所につくと、そこでもおにぎりと梨をいただき。人の手で握られたおにぎりの美味しさに感動しました。
用意をしてここまで乗せてくれた社長さんと運転手の方にお礼をして、札幌に向かうことに。
そして、この車の中でもサービスエリアで女性の方にソフトクリームをいただきました。
疲れのあまり後半、眠ってしまいましたが、そうこうするうちに札幌に到着します。そして、最後にまた驚きの展開が。
「これ、美味しいもの食べてって社長さんから」
封筒の中には1万円が。さすがに現金はもらえないと思い、一度断りましたが、結局いただくことに。
本気で泣きそうになりました。こんな人世の中にいるんだって。
見ず知らずの若者を車に乗せてくれて、食べ物・飲み物を買ってくれて、さらにはお小遣いまで。
この日ほど人の温かさを実感した日はないかもしれません。
札幌に到着!狸小路でフォロワーを増やすことに
2日かけてようやく札幌に到着しましたが、スマホの充電がない。
友達に連絡を取ることができなければ、僕たちに待ち受けるのは野宿だけです。
ということで、コンセントがあるカフェ『生活の木』で休憩することに。
充電が完了したころに僕たちは気づきます。
移動は成功しましたが、肝心のフォロワーが全然増えていません。
目があった人に声をかけていき、フォローしてもらう作戦にでます。
ここまで来たら恥じらいなんてないよね。どんどん話しかけに行きました。
また、ここでもいくつかの出会いが。旅する似顔絵屋のSHOTAさんという方も、狸小路で似顔絵を描いていたので、色々お話ししました。
夜ははるぼーの友達の家に泊めてもらうことに
2日目の夜ははるぼーの友達の家に泊めてもらうことに。
さすがに手ぶらでは行けないということでお酒を買っていきました(自分が飲みたいだけ)
初対面なのに泊めてくれるなんて本当に感謝しかない。ちなみに家に入ったときの僕たちの様子はこんな感じ。
シャワーや毛布まで貸してくれて快適以外の何物でもありませんでした。
そんなこんなで2日目が終わり、折り返しの3日目に突入します。
ヒッチハイク3日目は調子に乗りました
3日目の収支報告
フォロワーの推移 | 333人→352人(19人増) |
使えるお金 | 7,109円 |
使ったお金 | 3,614円 |
余ったお金 | 3,495円 |
3日目の具体的な支出
すき家 | 480円 |
コロンボ(カレー) | 850円 |
CalaWay(バー) | 800円 |
カップラーメン | 184円 |
キングムー | 1,300円 |
3日目の金欠ヒッチハイクのレポート
起きて5分で家を出て、北大の図書館で再び就寝
屋根と壁がある快適な環境でぐっすり寝ていると、泊めてくれた友達から急に起こされました。
時刻は8時55分。だいぶ眠れたなーと思っていると、友達から衝撃の一言が。
「あと5分で家出るから!」
さすがにもっと早く起こせよ(泊めてもらってるのに態度がデカい)
「あまりにも気持ちよさそうに寝てたから」と言われて、文句も言えないまま着替えることに。
どさくさに紛れて次の日も泊めてもらう作戦です。
荷物も軽くなり、いざ3日目の金欠ヒッチハイクスタートです。
とは、言っても平日の昼間だから人もいない。すき家で牛丼を食べながら悩んだ挙句、とりあえず若者が多そうな北大に行くことに。
しかし、ここで1つ問題が。札幌に住む人ならわかると思います。
友達の家は豊平区。北大は北区。つまりめちゃくちゃ遠い。
もちろん北大に着いたころには既にクタクタでした。
僕たちは無言のまま図書館に入ります。そして、無言のままエントランスの椅子に腰かけ。
ぼくたち、わたしたちは調子に乗ることを誓います!
とりあえず何か食べなければということで、コロンボというカレー屋さんに行きました。
カレーを食べながらお互い、お金の計算を始めます。
友達がまだ帰っていないということで、とりあえずバーで休憩することに(あくまで休憩です)
別に目の前にバーがあったから入っただけです。お酒を飲もうとなんて思っていまませせんんでした。
ここでまた作戦会議が始まります。
狸小路よりも若者が集まることを予想して、人生初のキングムー(クラブ)へ。
しかし、これが大失敗。
クラブとは言ってもさすがに静かな場所があるかなと思っていました。しかし現実はない。
どこに行っても大音量でEDMがかかっています。人も多すぎてとてもじゃないけど、ゆっくりお話しなんてできない。
僕たちは開始1時間でフォロワーを増やすことをあきらめ、純粋にキングムーを楽しみました。
ちなみに札幌で合流した友達にお酒やラーメンをおごってもらい、朝5時まで楽しんでいました。
ヒッチハイク4日目はマクドナルドでオールをすることに
4日目の収支報告
フォロワーの推移 | 352人→357人(5人増) |
使えるお金 | 3,995円 |
使ったお金 | 1,580円 |
余ったお金 | 2,415円 |
4日目の具体的な支出
いろはすと肉まん | 208円 |
サイゼリヤ | 797円 |
半額の刺身 | 375円 |
マクドナルド | 200円 |
4日目の金欠ヒッチハイクのレポート
朝帰りで昼まで寝させてもらいました
泊まらせてもらってるのに朝帰りする迷惑な男・武田です。
朝方に起こしたにも関わらず、昼まで寝させてもらって本当に感謝しかない。
そして、4日目はどうするかの作戦会議。
札幌から釧路までは2日かかると予想し、4日目で札幌を出発することになります。
釧路へ向けてヒッチハイク開始!
とりあえず、大谷地の高速の近くまでヒッチハイクをすることに。
開始1時間ほどで1台の車が乗せてくれました。
もう少し話していたかったなと思いつつ大谷地で降ろしてもらい、そこでまたヒッチハイクを始めます。
今度は「釧路方面」のホワイトボードを片手に懸命にアピールします。
しかし、一向に車が止まる気配がない。
それに辺りは既に真っ暗。パーキングなどで降ろされても厳しいと判断し、1泊することに。
とはいっても、大谷地に知り合いはいません。ということは.....
路上で拾ってくださいアピール
ただ世の中そんなに甘くない。女子大生が泊めてくれるだろうと確信していましたが、現実はおじいちゃんですら泊めてくれない。
半額の刺身とマクドナルドとホームレス
とりあえず外は雨が降っているので、室内に入りたいということでスーパーへ。
フードコートに座ると、すぐに寝てしまったはるぼー。
一方、僕はというと.....
ホームレスになると異常に歩くのでめちゃくちゃお腹が空きます。
僕は寝ているはるぼーを置いて食品コーナーに行き、半額の刺身を買ってきました。
そんなことを思いながら、寝ているはるぼーを横目に黙々と食べていました。
はるぼーが起きてもう一度作戦を練ることに。24時間営業のカフェや飲食店をググります。
僕たちはマックでオールすることを決心します。そして、マックで5日目の朝を迎えることに。
今日のわかった
マクドナルドはホームレスの味方☆
ヒッチハイク5日目で釧路に到着!
5日目の収支報告
フォロワーの推移 | 357人→357人(変化なし) |
使えるお金 | 2,415円 |
使ったお金 | 150円 |
余ったお金 | 2,265円 |
5日目の具体的な支出
マクドナルド | 150円 |
5日目の金欠ヒッチハイクのレポート
まずは身体を洗おうと銭湯に行くが...
朝7時にマクドナルドを出発しましたが、ここで問題が。
「身体がベタベタすぎる」
最後にシャワーを浴びれたのはキングムーに行く前の3日目の夜。つまり2日間ほど身体を洗えていない。
乗せてもらうからには清潔感を保ちたいので、僕たちは銭湯を探すことにしました。
完全に僕たちの距離感覚は壊れていました。無表情のまま銭湯まで歩きます。
しかし、本当の不幸はこのあとでした。
「休業中」
僕らは無言で座り込みます。次に近い銭湯は約6km。一番近いネカフェも約6kmです。
制汗シートで身体を拭いて昨日と同じ高速の乗り口に向かいます。
ヒッチハイクを開始するとまさかの1台目で釧路まで!?
清潔な状態で乗車できない申し訳なさを胸にヒッチハイクを始めます。
「釧路方面」ではなかなか車が止まらなかったので作戦会議をすることに。
ということで、ハードルを下げるためホワイトボードを書き直します。
そして15分ほどヒッチハイクを続けていると、1台の車が。
「どこまで向かってんの?」
「最終目的地は釧路です!少しでも釧路に近づきたくてサービスエリア目指してました!」
「俺、これから釧路行くよ」
「!!!!」
なんと1台目の車で釧路に帰れることに!少しヤンキー風なお兄さんに乗せてもらいました。
途中、サービスエリアで焼きそばやザンギを奢ってもらい無事釧路に到着。
金欠ヒッチハイクの収支をまとめてみた!
収入合計 | 5,310円 |
支出合計 | 9,055円 |
自腹分 | 3,745円 |
社長さんのお小遣いのおかげで、4泊5日の札幌旅行での自腹分は3,745円。
間違いなくこれまでの旅行の中で一番お金のかかっていない旅行です。1日あたり使った額はわずか749円。
周りの人の助けさえあれば1日800円で旅行できることが証明されました。ヒッチハイクで乗せてくれた方々、フォローしてくれた方々、いいね&RTを押してくれた方々ありがとうございました!
これからもめちゃくちゃ面白いことしていくので、フォローし続けてくれると嬉しい限りです!!
今回の金欠ヒッチハイクで学んだこと
人ってめちゃくちゃ温かい
これが一番かもしれません。人の温かさを痛いほど実感しました。
ヒッチハイクで乗せてくれる人、見ず知らずの人をフォローしてくれる人、見ず知らずの人にお小遣いまでくれる人。
乗せてまではくれなくてもこっちに頭を下げてくれたり、クラクションを鳴らしたりなどリアクションがあるのも嬉しかったです。
お金に制限を加えてスタートしたヒッチハイク。お金がない分、多くの人に助けられて人の温かさを実感できました。
家がない人の辛さを体感し、お金がないときの空腹の辛さも体感しました。
災害や募金活動に対する考え方も大きく変わり。これからは僕も余裕があるならそういった人たちを助けたいという気持ちも芽生えました。
普通に生きてたら感じることのできない「人の温かさ」を感じれたのは非常に大きな学びでした。
家の大切さを痛感する
家を失って初めて家の大切さを実感しました。僕は正直、ホームレスをなめていました。
周りに友達がいれば泊めてもらえるし、野宿だって夏なら楽勝だろと思っていました。
しかし、現実は違います。家のない生活は過酷極まりないものでした。
屋根と壁のない不安感、貴重品管理のストレス、体調不良、不健康な食生活。
多分、あの辛さは体感してみないとわかりません。寝袋のない野宿は生命の危機さえ疑うほど。
コンセントが3つもある幸せや健康的な家庭料理が食べれる幸せなど。
家の大切さに気づけたという意味でも今回の金欠ヒッチハイクは大きな学ぶとなりました。
100円の重さが変わる
僕は普段、金銭感覚がおかしいとよく言われます。僕も一般の20歳からするとズレていると思います。
しかし、それには理由があります。僕は普段、意図的にお金は使うようにしていました。
その理由は「お金は使えば使うほど稼げるから」というシンプルな理由です。
飲み代もその人との人間関係を築けると考えれば自己投資。食事代も将来の自分への自己投資です。
僕は貯金が嫌いなので、稼いだお金はなるべく使い切るようにしていました。
しかし、今回の金欠ヒッチハイクはお金の制限がある生活。いつもとは真逆の生活です。
そんな生活を5日間続けるとどうなったのか。
100円の価値が揺さぶられました。
生きる立場によって100円の価値ってここまで違うのかと衝撃を受けました。5日間の100円は鉛玉のように重かったです。
カップラーメンを買うときも必死で価格に対するエネルギーを計算していたほどです。
「お金とは何か」ということを起業する前からずっと考えていましたが、新たなヒントが得られた気がします。
最後に
今回は金欠ヒッチハイクで使ったお金・感想をまとめました。自分でも予想していなかったほどの大ボリュームになってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
そして、今回の機械でフォローしてくれた方々には感謝しかありません。ただ、出来ればこれからもフォローしていて欲しいので、最後にアピールをしておきます。
フォローしておいて損はない!!
これからも僕は最高に面白いを追求していきます。マッチ売りの青年やバー、日本一周ヒッチハイクなどなど。
みんながワクワクできるような生き方を追い求め続けます。そして、3年後には超ビッグな男になっています。
これからもブログ『オモシローグ』を通して皆さんに最高の「オモシロ」を提供していくゾ!
それでは、今回はここまで!また次回のオモシローグでお会いしましょう!