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大学って行く意味ある?大学のメリット・デメリットを比較!

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大学に行く意味ってあるの?

大学って行く意味なくね?

大学に進学し講義のつまらなさに絶望した学生であれば、一度は頭をよぎるであろうこの疑問。

かくいう僕も入学して10日ほどで疑問が確信に変わり大学に行かなくなりました。

そして2年の後期。僕は大学を休学するという選択をします。

今回は休学を経験する大学生として『大学に行く意味。大学のメリット・デメリット』について話していきます。

あくまで一個人の意見ですが、批判などございましたらお気軽にコメントください。

大学に行くメリット

大学に行くメリット

  • 勉強する環境に身を置ける
  • 大卒という肩書きが手に入る
  • チャレンジしやすい環境に身を置ける
  • 就活時に新卒カードを使える
  • 将来の選択肢が広がる
  • 興味がある学問をさらに深く学べる
  • 色々な出会いがある
  • 学割が使える

勉強する環境に身を置ける

僕の中ではこれが一番大きなメリットです。僕は勉強が嫌いです。

いや、受動的な学習が嫌いと言った方が正しいですね。自分から何かを作ったり、自分が気になったことを調べて実践したりなど主体的な学習は好きです。

ただ、自分が興味ない学問のお話をただ座って聞いてるのは耐えられない...

そのため、僕は入学して10日ほどで大学に行かなくなり、カラオケには週5で行く生活になりました。

しかし、勉強する環境に身を置けるというのは大きなメリットです。アカデミックな学びは大事なこともわかっています。

なので、しっかり大学に通えるのであれば勉強する環境に身を置けるというのは非常に大きなメリットとなると思います。

大卒という肩書きが手に入る

「俺は勉強したいことがあるんだ」という意識の高い大学生を除くと、これが一番大きなメリットでしょう。

高卒の方が先に仕事のスキルを磨けるというメリットはありますが、大卒と高卒では生涯賃金に大きな差があります。

業種によって能力給が主流なこともあるので一概には言えませんが、下記サイトで厚生労働省のデータを参考にした解説が分かりやすく行われていました。

厚生労働省の平成28年度の調査によると、高卒と大卒の生涯賃金の差は約4600万円

大学の学費や生活費を差し引いても大卒という肩書きは大きいです。

チャレンジしやすい環境に身を置ける

大学生というのは良くも悪くも世間知らずです。

社会人になった同期が仕事でのストレスをためる中、大学生はマジ卍な飲み会をしています。

この頃の大学生の思考回路はこうです。

「もしかして今の俺なら何でもできるんじゃないか。できる!!」

自己肯定感を強く持つことは良いことだと思います。そして、若いときは色々なことにチャレンジすべきと僕も多くの方に言われました。

大学生はこのとき何の障壁もなくやりたいことにチャレンジできます。

仕事をやめる必要もなければ大学をやめる必要もありません。お金の面でも現在ではクラウドファンディングなどのシステムがあるので、バリアフリーになっています。

「でも」は言い訳。大学生という身分はチャレンジするには最高の身分です。

就活時に新卒カードを使える

日本では多くの企業が新卒一括採用を行っているので、新卒には社会経験なしで様々な会社に就職できるチャンスがあります。

企業も新卒を欲しがる傾向が強いため、既卒よりもハードルが低いです。インターンや就職後の手厚い研修を受けられるチャンスもあり、新卒カードは就職を目指す大学生にとっては大きなメリットとなります。

中途採用を行っていない企業などもあるので、就活時には「新卒」というカードはかなりの強みです。

将来の選択肢が広がる

唐突ですが、僕は1年ほど塾講師のアルバイトをしていた経験があります。

僕はやめる前の最後の授業で中学生の生徒に対してある質問を投げかけました。

「みんなが勉強する意味ってなんだと思う?」

答えは様々でした。「勉強しないと生きていけないから」「見聞を広めるため」「意味なんかない」などなど。

特に決まった答えなんかありません。ただ、意味がないと思っていて勉強をしても学力は向上しません。

素振りをする意味をわからずに素振りをしても意味なんてありませんよね?

僕は生徒に対してこんな話をしました。

「極論を言うと、バンドマンになりたければこんなとこに来ないで家でギターを弾いてろよ」

生徒はポカーンとしています。

「みんなには今やりたいことってあると思う。なりたい職業とか。今はなくてもこれからでてくると思う。でも、その夢ってずっと変わらないんだろうか?」

僕自身、プロレスラー→消防士→総理大臣→....→面白い人生と変化しています。

これから少しストーリーを交えて話しましたが、ここで書くと長くなってしまうのでまとめます。

「勉強をすれば将来の選択肢が広がる。勉強をしなかったやつは選択肢が10個しかなくても、勉強したやつは100個持ってる。未来なんか誰にもわからないんだから将来の選択肢を広げる意味で勉強はしておいて損はない。」

大学もそうです。大学を卒業すれば高卒の人たちに比べ将来の選択肢を広げることができます。

興味がある学問をさらに深く学べる

二重スリット実験の研究をしたい!など学びたい学問がある人にとっては大学は最高の環境です。

その道のプロによる講義が聞け、その道を目指す人にも出会えます。疑問があれば教授に質問もできて図書館などの設備も整っていて最高ですね。

色々な出会いがある

社会人に比べて大学生は圧倒的に出会いの場が多いです。

サークルやゼミはもちろんバイトの掛け持ちなどもできるので、色々な人と出会えます。

異性との出会いはもちろん、同じ趣味を持った人を見つけることもできます。

さらに有名大学であれば、同期は官僚や大企業などに。将来的に見ても力強い人脈を形成することもできます。

学割が使える

小さい。あまりにも小さいけど金欠の大学生とっては大きなメリット。

ただ、この点は社会人の人はそれなりに稼いでるのでメリットとは言えないかもしれません。

ただ、お得にカラオケやネカフェが使えるのは少しハッピーな気分になりますよね。

大学に行くデメリット

大学に行くデメリット

  • 良くも悪くもその環境に染まる
  • 自分の時間が奪われる
  • 入学前のイメージと違うことがある
  • 学費が高い
  • そもそも僕は大学に行く必要がなかった

良くも悪くもその環境に染まる

僕が大学を休学する一番の理由がこれ。大学にはそれぞれ独特の雰囲気みたいなものがあります。

これから言うことはあくまで僕の意見です。反対意見があればコメントへどうぞ。

「この環境にいても自分は成長しない」

僕が休学を決めた瞬間に思ったことです。学生はみんな死んでるように生きてる人ばかり。

単位さえ取って卒業して安定した職につければいいやという人ばかりです。雰囲気はまさに負。

個人がどう生きようとその人の自由なのですが、こうした人が多いと良くも悪くも自分にも影響してしまいます。

そのため、僕は大学を休学することにしました。

補足

勘違いされたくないので補足しておきますが、大学にも「この人面白い!」って人はたくさんいました。そういう人たちとはこれからも関わっていきたいので、これからもよろしくお願いします!!

自分の時間が奪われる

これも僕が休学を選択した大きな理由の1つ。大学は膨大な学費とともに「時間」も失われてしまいます。

年間48単位取るとして、前期・後期で24単位ずつ。1週間に講義は12コマです。

1講義90分とすると、1週間で90分×12コマ=1080分(18時間)大学に時間を費やすことになります。

1年間でおおよそ940時間の時間が奪われてしまうんです。

学費に関しても親の金や奨学金で通っているため、実感はないかもしれませんが1回あたりの講義の値段は国公立でも1800円ほどです。

現在、大学生の方に問います。

「あなたが履修している講義に年間940時間、1コマ1800円の価値はありますか?」

僕は自分のやりたいことに時間を使う方が有意義だなと思いました。

入学前のイメージと違うことがある

これは比較的多くの大学生が思うことではないでしょうか。心理学を履修したけど、テレビで見たんと違う!などなど。

アカデミックな学問は趣味でのお勉強と違い、かなり堅い印象を受けますよね。

僕は経済学部に入学しましたが、入学前とあとでは印象が大きく変わりました。

僕が習いたかったのはお金とは何かというお話や実践的な投資の仕方についてです。

しかし、大学で教わるのは経済学の歴史や意味のわからない数式ばかり。僕は実際に口座を開設してリアルタイムで株価の動きなどを見て経済を学びたかったんですが...

経営学の講義もイメージとは違いました。よく考えればわかることですが、大学で経営学を教えるのは経営者ではないです。

つまり、講義で聞けるのは経営の経験がない人たちの研究ばかり。

僕が知りたいのはどうやったら社長になれるかなんです。しかも、大学では起業家など全然いなくて、ほとんどの学生は民間か公務員に。

......僕、ここにいる意味なくない?(震え)

学費が高い

高い。いや、高いと思うかどうかはその人次第なんですけど、少なくとも僕は高いと思う。

だって前期だけで30万とか、そんなお金あったらSurface Book 2買えちゃうもん。

国公立はまだ年間60万ほどで済みますが、私立や医大ならもっとですよね。

奨学金を借りることで金銭感覚が麻痺している学生が多いですが、冷静に考えて高いと思います。

そもそも僕は大学に行く必要がなかった

超個人的な話になりますが、僕はどうやら大学に行く必要がなかったみたいです。

僕の夢は「面白く生きること」。将来はなるようになると思ってますし、アイデア力には自信があるので、色んなビジネスを立ち上げて新鮮に生きていきたいなと思っています。

今はプログラミングとwebデザインを勉強したあと、どこかの企業に一度就職し、その後に独立したいなと考えていますが、僕が入ろうとしているのはIT業界。

高卒でもスキルさえあれば戦える世界で、学歴ではなく能力給です。

つまり、僕が考えているビジョンは社長 or IT企業に就職

どっちに進むにしても大学卒業する意味なくない?(震え)

グローバルスタンダードは起業家でも博士号が主流になっているようですが、僕は大学にいても怠けるだけです。

本気でプログラミングやwebデザインを勉強してどこまで自分が通用するか試してみようと思います。

まとめ

僕が休学するというのは、大学の問題ではなく僕自身の事情です。

多くの人にページを開いてもらいたくて煽り要素が強いタイトルをつけましたが、大学が意味のあるものになるかどうかはアナタ次第です。

メリットとデメリットを比較して、意味を見いだせるのであれば大学に通えば良いし、意味が見つからないのであれば他の道を進めば良いと思います。

大学にも迷惑がかかり、記事も長くなってしまうので書いていないことももちろんあります。

僕で良ければいつでも相談にはのるので、大学をどうするか悩んでいる方がいましたら、連絡ください。

また「こういう記事を読みたい!」というリクエストがございましたら、できるだけお答えしていきたいのでコメントよろしくお願いします。

それでは、今回は最後までお読みいただきありがとうございました。

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